1999年アジアトピックス寸描(ひと昔前のシンガポールと韓国の様子です)

 1999年にニュージーランドskiに行った時、シンガポール航空だったので立ち寄った寸描と
韓国は当時経済不況で[IMF」の融資を受けて国内の金利が銀行間ですら30%という
異常な状態の時に訪問した下町情報です(内容は作成当時のままにしてあります)

シンガポール 

  最初は水も電気もマレーシアに依存
 マレーシア半島の先端にありジョホール海峡で隔てられており水も電気も隣国マレーシアに依存している国です。
 そのマレーシアとは決して良好な関係ではありませんが、ジョホール海峡には最近もう1本の橋が架けられ2本になりましたが、シンガポールの生命は隣国にゆだねられています。

         シンガポールの歴史
 この国はマレー半島の一漁村であったが英国の実業家が地理的重要性に着目し港を開き英国の植民地となりました。
第二次大戦では日本の植民地となりましたが、日本の敗戦で再び英国の支配となるが、その後マレーシアより分離独立を勝ち取り現在の経済を主体とした国になりました。

       このHPについて
 当時まだインターネットは国際的でなく、カメラもフィルム式のでしたので画像をスキャナーして掲載してあります。

 (地理と時差)

 シンガポールはマレー半島の先端に位置する大小50余の島からなっており、全体の面積は630k平方m(淡路島くらい)が全土です。
 首都のシンガポールは97k平方mほどでです。
 マレー半島とは橋で結ばれ、そこを走る鉄道はロンドンまで、継ながっているのが、この国の自慢です。
  また、北部にはジャングルが残っており美しい自然を満喫できます。
 時差は日本と-1時間。

(気候)

 シンガポールは典型的な熱帯気候で季節ごとの気温の変化はほとんどありません。
 これは位置が赤道のほぼ真下にあるためです(7分程度北へ寄っています)
 平均気温は31度で1年中、日本の夏の気温です。

(人口と言語)

 人口は230万人程度で住民の78%が中国系のため新聞やお店の看板などは、「漢文」と「英文」ですが公用語は「英語」です。
 マレーシア系が14%、インド系が7%、残り1%がパキスタン系その他の民族です。平常は英語、中国語、マレーシア語、タミル語が使われます。
 男性はほとんどが口ひげを生やし、浅黒い顔で無愛想な返事をしますので、日本人にはとても快適には思えません。

(宗教)

 多様な人種構成なので宗教も多様です。 中国人は道教と仏教、マレー人の殆どはイスラム教でその他はキリスト教が多いそうです。

(入国ビザ)

 シンガポール訪問の手続きは東南アジアの中で一番効率的で簡単です。(と言うより適当?)
 日本からはビザなしで3ケ月滞在でき自由に旅行が出来ます。
 空港で乗り継ぎ時間が3時間あれば入国手続きをして、市内観光など済ませて再度出国手続きをして飛行機に乗れます。
 そのために空港には2時間で市内観光が出来る無料バスが用意されています。
 入国審査も窓口に見本があるので、その通り記入してOKでした。
 ただし、就労目的の場合は事前にビザを取る必要があります。

(通貨)

通貨の単位はS$(シンガポール・ドル=約70円1999.12現在)とその下の単位はS¢(シンガポール・セント)です。
紙幣は9種類(S$1、5、10、20、50、100、500、1.000、10、000 )
硬貨は6種類(S¢1、5、10、20、50とS$1) です


10S$(シンガポールドル)=700円


5S$(シンガポールドル)=350円


2S$(シンガポールドル)=150円


10S$(シンガポールドル)=700円


5S$(シンガポールドル)=350円


2S$(シンガポールドル)=150円

上は紙幣のs$10、5、2、です。偽造防止の工夫などをよく見て下さい。

 貨幣の裏はどの貨幣も同じデザインで、中心にはシンガポールのエンブレムを、周囲には英語、中国語、マレーシヤ語の3ケ国語で「シンガポール」と書いてあります。

両替は空港、ホテル、銀行などに「MoneyChangfe」の表示があるところで出来ます。

(産業)

 この小さな島が独立国ですが、水、電力など基幹系統はマレーシアに依存しています。
 また国内にはほとんど工場はなく、経済が産業の国です。
 しかし、石油精製量は東南アジア一だそうです。 殆ど外国で精製して市場に出していて国内には精製所はないそうです。
 我々を案内してくれたガイド(中国系男性)も、最初から最後まで、家賃、給料、土地の値段、金利、海外投資など、金の話ばかりしてくれました。
 そして「私に100万円預けなさい。利息で1ケ月に一度シンガポールへ来られるようにします」と盛んに勧めてくれました。
 また、マーライオン公園で降りて写真を撮ろうとしましたが、「つまらない、水が出てるだけ、バスの窓から撮ってください」と観光ガイドの役目は果たしていませんでした。

(マーライオン公園)つまらない!

 シンガポールと言えば、「マーライオン」でしょう。
 この国、唯一の大きな「シンガポール川」がマーライオン公園の横を流れ海に注いでいます。 川の延長は500mとか。
 この公園に体の半分がライオン、残りの半分が魚の形の有名な像が「マーライオン」で由来は分かりませんでした。
 1972年9月15日に建てられた「マーライオン像」の高さは8mあります。
 公園から、この川沿いに上流の方へ歩くと、ビジネス街があり銀行、証券会社がひしめいて夜遅くまで不夜城の様です。
 世界経済(ロンドン・ニューヨーク・東京だったかな?)に対応するため、1日20時間営業で金融機関は動いているとの、説明でした。
 ランで有名な公園があるのでそれを案内してくれと頼んだが「あんなのツマラナイ!」で終わり

(CiarkeQuay)

 さらに川に沿って、少し歩きますと、「クラーク・キー」と呼ばれる、繁華街があります。川沿いに日本企業のホテルの名も見えますが地元の人たちが集まる「原宿」です。
 200余のレストラン、商店、屋台などが集まった、娯楽の天国です。
 夕方になると退社する会社員や学生、旅行者らが集まりお末の雰囲気を作ります。
 ここで食事からお土産まで全部get出来ます。 それに食事は120円平均出せばOK!子供用のチャイナドレスは綺麗な刺繍をした高級品が2千円!
 ただし、我々もガイドさんに連れて行かれた中国料理店は、ここの10倍の値段でした。
 (気を付けましょう)
 
 シンガポールでは、ほとんどのサラリマン家庭は共稼ぎです。
 そのため家庭では食事をしません。
 殆どが外食です。
それは色んな料理が安く食べられるからだそうです。

 しかし、住宅だけは凄く高くて、定年後のサラリーマンは退職金を住宅に投資して、
家賃収入で稼いでいるそうです。
  (これもガイドさんの話、ガイドさんは男性でした)

(チャイナタウン)

 「クラーク・キィー」の他にチャイナタウン(Chinatown)があります。
 スミス街からテンプル街、パゴダ街などに至る地域がチャイナタウンと呼ばれる地域で、昔からの古い商店と新しい商店が共存して、下駄から最先端の電子製品まで揃っています。

 また、中国の古い民族品などを製作する工芸家達も集まっている場所です。
 旧正月はチャイナタウン全体に提灯を持った人が行き交い、有名な花火があちらこちらの路上で点けられ、用心しないと危なくて歩けないくらい大騒ぎをします。

 

(外国人メイド) 

 シンガポールでは共稼ぎが普通のため、ほとんどのサラリーマン家庭がメイドさんを雇います。
 このメイドさんは周囲の国から出稼ぎのメイドさんで主にフィリッピン、インドネシヤ、中国からの女性だそうです。
 メイドさんは第2と第4日曜日が休日です。
 その日の町はメイドさんで大賑わいになるそうです。
 メイドさん同志の情報交換や故郷のニュースに話の華が咲くのでしょう。

 日本人の駐在員も同じようにメイドを雇いますが、平素メイドを雇ったことが無いので、子供のしつけ掃除の仕方で双方が慣れるまで大変だそうです。

(市内交通)

「地下鉄」: 地下鉄があるとは知りませんでしたが、世界で一番綺麗な地下鉄と自慢の物です。
        南北間と、東西間の2本が路線が6:00〜24:00まで3分ないし8分間隔で運転されています。
        早くて快適に目的地まで移動できる大衆交通手段です。

「バス」: SBS(シンガポールバスサービス)とTIBS(トランスアイルランドバスサービス)があり料金が安くて便利です。

「タクシー」: 料金が安くて親切で便利です。 が運転手は髭を蓄え、色浅黒く目はぎょろり光り、英語か中国語ですので、目的         地に着くまで気が落ち着きません。

「トライショ」: 自転車の横に座席付きの車(サイドカー)はシンガポールの名物ですので一度乗ってみたいのですが、行き先を告         げ、料金を交渉で決める必要があるので、少々手こずります。他の交通機関より高いので気を付けて下さい。

(電話)

 公衆電話は至る所にあり電話機は大体日本と同じです。
 テレホンカードと信用カード、コインが使えます。
 市内通はS¢10/3分(約7円)です。
 国際電話も日本へは「001−81−市外番号ー・・・」で掛けれれます。
 カードで掛けて1ないし2分で請求は97円でした。

(チャンギ空港)

 シンガポール空港の大きさには、驚かされます。
 AからFまでウイングがあり、各ウイングには42のゲートがあります。
 全部で約250機の航空機が同時に接続でます。
 これだけでは足りずに、反対側に同じ規模のターミナルを建設しようとしています。
 我々が空港へ帰る車で、橋の下を通行しようとしたとき、橋の上をジャンボ機みたいな物がゆっくり移動してました。
 最初は分かりませんでしたが、本物のジャンボ機が反対側の滑走路に移動のため大きな翼を道路に出し、しずしずと橋の上を進んでいたのです。
 咄嗟のことで写真は撮れませんでしたが、異様な光景でした。
 空港の休憩室の中央には綺麗な「蘭の花」がたくさん集められ、乗客の目を楽しませてくれます。

 観光名所は「セント・エンドリュ聖堂」、「ケニング要塞公園」「シンガポール博物館」「スリ・マリアン寺院」「シアン・ホケン寺院」などがあります。

 経済だけで、生きていこうとしている国のすごさを、目の当たりにした、感があります。
 町は綺麗で、食事などの物価は安く住み易そうでしたが、生活ルールは厳しく唾を吐いてもゴミを捨てても罰金!。麻薬所持は死刑!外国人でも同じ、死刑のない国と時々もめるそうですが処刑されるそうです。
 少々怖いので、おとなしくニュージーランドへskiに行くことにしました。

次は韓国の1999年です

1999年ソウル乗物情報

 韓国は公共料金が全般に安く、電話料金、電力料金、交通運賃なども日本に比べるとビックリするほど安い!
 勿論、タクシー料金も大変安いのですが、ソウルの朝夕の交通渋滞は日本よりも凄いようです。
 しかし、地下鉄は空いていて、しかも安くて早くて行き先が分かりやすく日本人観光客にも安心で強い味方です。

1.料金
  地下鉄には1区、2区、3区が有り駅の案内板に表示してありますから確認して下さい。
  1
区       500wウオン(約50円
    区       600w(約60円
    区       距離により 50w(5円)増しの区間
       (ほとんど2区の範囲でOKのはずです)  

2.切符の買い方
 切符の買い方は、日本と少し違います、注意して下さい。
(日本ではお金を入れてから行き先ボタンを押しますが、逆です)

 (1) まずお金を入れる口の下の1区2区と書いた、白いボタンを押す。
 (その右の緑の2,3,4と書いたボタンは枚数指定ですから2枚の場合は2を押して下さい)
  (2) 上右に金額が表示されるのでお金を入れて下さい。
        注意して下さい。

3.乗ってからの確認
 右側通行(日本と反対)ですから時々乗車するホームの方向を間違えます。
 地下鉄の駅全部に番号が付けられています。
 乗ってからこの番号が増えていくか、減るかで方向違いを確認して下さい。

 観光案内書に書いてありますが、模範タクシー一般タクシー米軍専用があります。

模範タクシー
  黒いボデーに黄色い看板を付けて居ます。
  観光客用のため料金も高いが、ほとんど運転手が日本語が出来ます。
  (もしできない運転手なら運が悪かったと思って下さい。)
  観光客教育もされていて安心できます。
  初乗り運賃が3,000W(300円)と一般タクシーより高いが保険のつもりで。
  後は100w(10円)づつ上がります。

一般タクシ
  ボデーの色はネズミ色、黄色、白色に屋根の看板は白や青が有ります
  韓国の人は以前からの習慣で助手席に平気で座ります。
  これは以前相乗りが許されていた頃の名残でしょうか、
  今は相乗りは禁止されています。
  (でもタクシーが掴まらないときは相乗りするのも便利な物でときどき見かけますが警察も知らんふり)
 ただし相乗りのルールを知っておく必要が有ります。
 1.行き先が大体一緒で有ること
 2.乗ったときに既に前に乗っていた人の上がってるメーターの料金も加算されること
 3.下りるときそれぞれが皆、メータに出ているお金を支払う、
  ただし、乗った仲間は1グループだったら仲間全員が払う必要はありません。

米軍専用タクシー 
  ボデーの色は黒、側面の後ろの方に「コーリング・カード・何とか」と書いて有ります。
  このタクシーには乗れません。
 模範タクシーと同じ黒色ボデーですので間違えやすいので気を付けて下さい。
  間違えて止めようとして止まってくれなくても乗車拒否では有りません。

バスの乗り方

 日本人観光客として一番乗りにくい乗り物です。バスには3種類有ります。

高級バス(座席バス、又はリムジンバスとも言います)
  運賃 1,000w(100円
  ただし、金浦空港から市内有名ホテル行きは5,000w(500円)
  座席はゆったりして、航空機のビジネスクラスに似た作りです。通路の片側2席もう一方は1席です。
  バス内にコインで掛けられる公衆電話も乗り口近くに設備されています。

一般バス
  運賃  500w(50円

小型バス(まうる=町バス)
   運賃  350w(35円 

  ソウルの真ん中にそびえるソウルタワーの建っている南山の下にトンネルが3本掘られています。
 漢江(ハンガン)側とソウルの中心を結ぶ重要な道路です。
 この通行料金はタクシー、バスなどは無料で、ゲートの右2本が専用ゲートと決められています。
 他のゲートは一般車両で料金は2,000w(200円)です。
 しかし、一般車両も乗車人員が運転手を含め3人以上なら無料となります。
 渋滞緩和や省エネに有効な合理的な制度に思えました

 韓国のバスの切符は日本の5円硬貨を小さくしたような真鍮製です。
(写真は日本の1円アルミ貨と比較したバスの切符)

 「一般」と「学生」の2種類有ります。
    料金は一般は500w(50円)学生は350w(35円)です。
 紙の切符と違い何度でも繰り返し使用出来るので資源の無駄遣いが無く合理的だと思いました。

( このことを知らなかったので500wコインを出し切符を買おうとしたら,手のひらにこの真鍮製のコイン を載せてくれたのでお釣りと勘違いし「切符を下さい」(日本語です)と再度請求したら、周りで日本語の分かる人が「それが切符です」教えてくれました。この時初めて知りました。)

 今ではソウル市内は日本と同じ紙製の切符となり省資源に逆行するようで残念です。
 ソウル以外(仁川など)はまだ使われています。
(写真は日本の1円硬貨と比較したバスの切符です。表に「一般」、裏に「500w」と書いてあります。) 

切符レス。お釣りレス!(乗り物の切符の自動販売機とキャシュカード)

”ソウル”は「地下鉄」も「国鉄」改札口も「キャシュカード」を”カードの絵”の書いた柱(テーブル?)の上に載せれば乗った駅を記憶してくれて、降りる駅で同じようにカードを載せればカード会社へ料金精算の請求が行き、月末に他の買い物と同じように精算されるシステムが稼働しています。
 凄く合理的だと感心しました。
 他には500wと10,000wのプリペイドカードが発売されています。
 ただしバスの場合コイン販売機が無くプリペイドカード販売機のみで不便です。
 地方は有人販売ですので問題はありません。
 自動販売機はコインが使えず、紙幣のみですが1,000wを入れても、お釣りは出ません。

 これは公衆電話でも、一緒です。
 1通話50w(5円)ですが100wを入れてもお釣りは出ません。
しかし、切ってから直ぐ掛ければ2通話目が話せると言う話も聞きましたので、今度確かめてみます。
 写真はソウル〜仁川(約1時間)間の国鉄切符で700w(70円) と超安い!
その昔、マッカーサー元帥が再上陸を果たした、記念すべき地点で、この間を韓国の国鉄は4車線で快速と各停は並んで走しり通勤ラッシュをさばいています。  (軍事目的もあると思われます)

ソウルの町で観光ガイドや他のHPに載っていない穴場をご紹介します。

まず南大門市場の穴場からご紹介しましょう。

 この市場は東大門市場より小さくショッピングには、そんなに歩き回らなくても好きな物を探せる市場です。

大きく分けると、衣料、カバン、その他雑貨、食事等に分けられます。

 ほとんどのお店が日本語は大丈夫ですが、そんな店に限って日本人には高い値段を吹っかけてきます。
 根気に値引きするのも楽しいですが,出来たら最初から程々の値段から交渉した方が時間も掛からず後悔のない買い物が楽しめると思います。

 南大門の側で、近くに韓国銀行もあります。

盛況の市場   

そんな中で安心できるお店を紹介します。

店の名前は

有美かばん(Yumi Bag)  お店の電話番号は02−777−8854です。    

店長さんは李 石煕(イ ソッ ヒ)さん

 品数が豊富で、品質がよくその上安くて、日本語も話せる上、親切なお店です。
 場所は下図の「有美BAG」のタグのあるところです。南大門のすぐ近くで分かりやすいところです。SEOUL208.jpg (34510 バイト)

 

店長の(イ)さんに「このホームページを見てきました」と言えばデスカウントしてくれます。

 少し離れたところに、同じ様なBAG屋さんがあります。私はこちらの方が好きになりました。

店の名前は

東珍かばん 電話番号は02-757-2017です
 住所:ソウル特別市中区南大門路4街3-4号

 店には鄭 奉好(Jeong Bong Ho写真の手を上げている人)さんと李 定茂(Lee Jeong Moo)さんが居ます。

 二人ともとても商売熱心で日本語もまずまず、大丈夫です。
 夜中でも、朝でも開店しています。(つまり24時間営業です)
 時々若い金 東元さんも居ます。
 私は上のお二人の方が好きです。
 
 このHPのプリントアウトを持っていけば格別に割引してくれる約束です。
 以前にも、このHPを見て韓国へ買い物に行った女性が私の紹介のお店へ行こうと、ツアーガイドに相談したら「私がもっと安い店を知っている」と別の店へ案内されたそうです。

 

 

孫 大七さん紹介

 その話を韓国の孫さん(1996年、中央大学経済学部卒、現在フアイナンス会社経営、「日本の奨学金で大学を卒業させていただいた、お礼を日本人にしたい」と、何時も言ってます。中央大学、同窓会韓国幹事)に話したら、「電話を下さい、ボランティアで市内を案内します」と言って下さいました。
 是非、ソウルへ着かれたら、電話してみて下さい。
 時間が許せば引き受けていただけると思います。
 孫さんの電話番号は02−922−1533へ、 朝早くか、夜は携帯電話が確実です。携帯電話は011−397−5938です。
 高校も日本の高校へ通学して居たので、日本語は勿論大丈夫です。
 また心配なら出発前に、私にmailを下さい。私から頼んで置きます。(現在はメールを掲載していません ゴメンなさい)

 次の頁で紹介する「梨泰院洞」もかなり詳しくなりました。
若い女性の人気の的の「明洞」(ミョンドン)の食べ物やさんは詳しいですから、案内して貰って下さい。

 「明洞」のお店も、日本の女性雑誌などに紹介された有名店があり、日本人女性で満員ですが、他にも美味しいお店がたくさんあります。
 しかし、日本人だけで行くと地元の人の値段の数倍も取られることがあります。
 また、店には日本人用(日本語の)のメニューが用意してあり、高い値段が付いています。
  (しかし、それでも日本より安い!)

 孫さんと来て「アワビのお粥」(ジョンボク・ジュウ)、「肉の刺身」(ユッケ)他に何か食べビールを飲んで、1人2千円でした。
 前にガイドさんに連れられてきたときは「オプション」でビール別で8千円でした。
  (2割程度がガイドさんへのバックされるそうです。)

(偽刑事)

 今年、夏に私の友人が「明洞」で”刑事”に呼び止められ持ち物検査をされたそうです。
 韓国語が分からず近所の喫茶店へ連れ込まれ財布など調べられて、解放されましたが、その間に15万円の現金がなくなっていました。
 警察に届ける方法も分からないので、孫さんに電話をして、直ぐ来て貰い警察へ届け出ましたが、犯人は捕まらず。
 その後2日間、孫さんと2人で「明洞」を探し回りましたが、犯人を探せずに帰国しました。
 この友人は、何度も韓国へ旅行して自信はありましたが、言葉はさっぱりダメでした。

 こんな時も孫さんへ電話して下さい。力になってくれると思います。

 「明洞」は地元の若い女性や日本人もイッパイ居る、明るい町ですが、そんな事が起きるのです。
 どんな国にも、いい人も、悪い人も居ると思います。
 万一の用心だけはして置いた方がいいと思います。

次は買い物天国「梨泰院」(イーテオン)へ ご案内します。

梨泰院洞

 梨泰院の中心は1本の道の両側に商店が並んだ数百mの間が一番賑やかで南大門市場のように迷わない

 近くに米軍基地があるため、衣料品はLLが多いから気を付ける必要があります。しかし革ジャンは凄く良いものが安くあります

(解体船の備品店)

 梨泰院通りの南の入り口近くに解体船の備品ばかり売っている店が2軒あり、1度は覗かれることをおすすめすします。 舵輪、ライト、各種計器、等インテリヤに最適品が安い。
 私は真鍮製の気圧計を部屋に飾ろうと狙っていますが、なかなか値段が折り合居ません。
洋服店を挟んで解体品店が2軒有ります。)

「甲富街」(コッブ・タウン)

 そのお店を過ぎて50mくらい行くと「甲富街」(コッブ・タウン)があります。 

その地下に穴場のお店があります。

「FEEL」ほとんどの日本人観光客は見逃す穴場です。(住所:ソウル特別市龍山区梨泰院洞168-17
TEL 02-749-8637)
   

「FEEL]は女性用小物を中心にアクセサリー、時計、スカーフ、美容薬品(高麗人参茶、「冬葵子茶」)などが有ります。お店は李 敏煕(リー ミン ヒー)さんと言う女性の経営ですが、今年4月に出産のため従姉妹の李 恵貞さんにお店を任せて休養中です。

しかし、李 敏煕さんの方がよくデスカウントしてくれます。

 一度お寄り下さい。寒い冬は暖かい高麗人参茶をご馳走してくれますが、気を使って買う必要は有りません。この美人の恵貞さんを冷やかしに米軍のお客さんも寄ります。 英語も日本語もしゃべれる”トリリンガル”の女性です。

 次に雑貨屋さんが同じ地下にあります。大松商店です。

 社長さんは鄭 大永さん「今梨泰院も不景気で日本の観光客のガイドでもショッピングのお供でも何でもやりますお店の品物は買わなくても良いからお寄り下さい」とのことです。
 一度お寄り下さい。
 このHPを見たと言えば何かいい事がアルかもしれません。
(住所:龍山区梨泰院洞 TEL02-796-8670 携帯011-896-8677)

このお店の隣に最近開店した洋服の仕立屋さんがあります。

 表通りのお店の人たちはうるさくつきまといますがここのご主人はあまり薦めません。(私をお金持ちと思っていないのかもしれません。先回、行ったときカッターシャツを注文しました木綿生地で2千円、金浦空港まで持ってきてきてくれました。今度行ったとき背広は幾らくらいか聞いてきます。)

「梨泰院プラザ」

 さて一度地上へ出ましょう「甲富街」から「ハミルトンhotel」の方へ30mも行かない内に観光ガイドでも出てくる「梨泰院プラザ」があります。プラザと言っても中には数軒のお店があるだけで、早足で歩くと通り過ぎてしまいます。
 この中に良いお店があります。

「I TAE WON PLAZA」

 「I TAE WON PLAZA」と言うお店の羅 在淳(”な”さん)
 BAGや靴などが商品です。
 なかなかの商人根性があります。
 負けずに「デスカウント」しましょう。

(住所:龍山区梨泰院洞118-27 TEL749-5866)

「TANDY STORE」

「I TAE WON PLAZA」の、向かいにある、お店で仲の良いご夫婦の経営する”衣料・アクセサリ”屋さんです。

(住所:龍山区梨泰院洞118-27
 TEL 790-5349)

「一松亭」(IL SONG JUNG)

このほか「ハミルトンhotel」向かいの道を入ったところの焼き肉の美味しい店「一松亭」があります。
 (住所:龍山区梨泰院洞 130-1 TEL 798-7345)

 

 

 

 

「セロナ」

 梨泰院プラザ道の向こう側にある「セロナ」    

この店のビジネスマン用のカバンは安くて丈夫なので、米国軍人の将校がよく訪れている。私も若くてまだこれからサラリーマン生活があれば是非、買って使ってみたいくらいです。

  市場のお店を次回までにもう少し詳しく紹介できるように資料をそろえますのでお楽しみに!!            

そのほか3千円程度で宿泊できる宿

朝6時から夜10時まで営業で「垢擦りとサウナ」で2千円の銭湯

など順次紹介予定です。

ソウルからは少し離れてますが仁川市(インチョン)の郊外に美味しくて、お値打ちな,焼き肉の店があります。

 おおよその場所はソウルから仁川(インチョン)へ行く国鉄1号線の途中の駅「松内(ソンネ)駅」で下車して下さい。「松内駅」はソウル市と仁川市と境付近の駅で急行も止まります。 おすすめ焼き肉店の遠景です。隣はガソリンスタンドです。

 名前は「豚土」(ドント)。「トンド」では有りません、「ドント」です!。

  

 お店はこの建物の2階です。入り口は正面右の黄色い看板から入って下さい。

 お店は大変綺麗で、何より”安くて””美味しい”のがおすすめです。

  30代のご夫婦が経営しておられます。奥さんの名前は”孫 成子”さん、ご主人は”崔 成憲さん”、(ご存じように韓国は夫婦別姓です。この点日本より進んでいるのかも知れません。)ご主人は海運会社に勤務の頃日本にも来たことが有り、日本語も少し話せますがあまり当てにしないでください。

まずメニューを紹介します。

 左上から  「サンゲプサル(豚肉)200円」、「オリロス(鴨肉)250円」、「骨付きカルヒ250円」、「冷麺350円」、       「バブ(ライス)100円

 右上から  「ソジュ(焼酎)=200円」、「メッチュ(ビール)=300円」、「チョンジュ(清酒)=300円」、「コーラ100円」、         「ベクシェジュ(百歳酒)=500円」です

 おすすめは「サンゲプサル(豚肉の薄きり)」=200円(150g1人前)と「冷麺」=350円です。

 まず「サンゲプサル」を紹介します。まず1人前(200円)注文してください。日本のNHKでも紹介されたように今、豚の脂が見直されています。その豚肉の薄切りです。

           白菜に焼き上がった肉とお店特製の「サムジャン(日本の味噌と同じ)」をたっぷりと付け”ニンニク”を乗せ”キムチ”や”ネギと大根”を切った野菜類等を巻いて、ばくっとかぶりついて下さい。 

 「本場の焼き肉!!」と言う感じが心からします。 食卓の周りのキムチ、みそ、野菜、ニンニク(まだ有ります)等はみんな”ただ!!” この店は夕方は家族連れが多く8時過ぎからは若者が多くなります。深夜12時迄営業です。

 この「サンゲプサル」には”ビール”か”焼酎(ソジュ)”が合います。ビールは何故か日本名にもある「ラガービール」(300円)です。ビールの味は日本のビールとほとんど変わりません。値段は日本の酒屋さんの値段です。「焼酎(ソジュ)」=200円はお土産でも有名な「真露」も有ります。甘口ですのでつい飲み過ぎますから注意して下さい。またお土産にするにはソウル金浦空港の売店に紙パック入りが95円程度で売ってます。

     次は「骨付きカルビ」(250円)がお奨めです。 私の写真の取り方が下手ですので色が悪いので上手そうに見えませんが、お店のご主人が市場で仕込んだ地元の人に出すための本場のカルビです。

 我々がよく食べる日本人観光客向けの「骨付きカルビ」も悪くはありませんが、毎日焼き肉を食べてる地元の人が「この店のカルビは美味い」と言わせるカルビの中のカルビです。 これで2人前500円です

 この「骨付きカルビ」に合うのが「百歳酒(ベクシェジュ)」(500円)です。地元の人にはちょっと高級酒、でもこれを飲めば百歳までは元気で長生き出来るお酒、日本で言えば「金さん銀さん酒」でしょう。次にぜひ鴨肉「オリロス」(250円)を注文して下さい。日本で食べれば2,000円以上しますが、何故か250円? 韓国の食文化の不思議です。この鴨肉に合うのが清酒(シンジュ)「清河」=300円です。

        ここまでくればもう満腹でしょう。でも最後に「冷麺」=350円を注文して下さい。このお店の「冷麺」は日本人観光客がよく連れて行かれる、お店の冷麺とはちょっと違います。 色が少し黒くて不思議に思われるでしょうが、この「冷麺」には漢方薬に使われる「葛」が入った麺で少し堅めで歯ごたえがあり、大変美味しい!!。 それに滋養ダイエットにもってこいです。

今までのコースを全部食べても2,000円弱です。                                   

 観光ガイにある ”オプション「焼き肉コース」1万円を6,000円にします” よりうんとお得!!でしかも冷麺の歯ごたえが何とも言えないおいしさを醸し出します。                                      

3年前に開店下当時は行列が出来たそうです。      

是非「豚土(ドント)」を訪ねてみて下さい。

 また、このお店で食事をするとき、「森さんのホームページを見てきました」と言えば、”サンゲプサル”をサービスしてくれるそうです。

 なお、「豚土」焼肉店へは”国鉄松内駅(ソンネ)”から30番のバスに乗って5分くらいですが、松内駅を降りたら「豚土」へ電話をして下されば、ご主人の崔さんが車で迎えに来てくれるそうです。
 住所 仁川市南東区萬寿2洞  TEL 032-
464-4263です。

 帰りも駅まで送ってくれるそうです。韓国の方は簡単に空港までにも迎えに来てくれます。 
 これは公共機関の交通運賃が安いせいも有るかも知れません。               
 だから気軽にお願いすればいいと思います。

 でもどうしてもバスで行ってみたい方には、松内駅を降りるといつも30番のバスは待っています。
 バスの切符は500W(50円)でバス停前の売店で売ってくれます。
 切符は”真鍮製のコイン型”です。私は記念に1個余分(50円)に買いました。
 
また、切符は買わなくてもバスに乗ってから500w硬貨か100w硬貨5個を支払えばOKです。

 乗ってから5分くらいで小さな丘を越えます。そして「ジョングァン・アパート前」と言う案内放送が出ます。
 そうしたら直ぐに「ボタン」を押して降りれば直ぐ目の前に「豚土」が有ります。

 タクシーでも2,500W(250円)くらいで行きます。やはり5分くらいです。

 食事を終えたら、日本人にも懐かしい「仁川のマッカサー元帥(当時)の上陸地点」まで足を延ばして下さい 地元では松島公園と呼ばれる風光明媚な海岸と海が有ります。     
 韓国の観光コースの
穴場として見物される事をお奨めします。

 ただし韓国の方には「マッカサー元帥」は通じません。「メガド・ジャングン(将軍)」と言います

 「豚土」焼肉店には松島公園迄の案内図を用意して有ります。  またソウルへ帰られる方のためにも案内書を用意して有ります。

 が、土曜日と日曜日は日本に7年も住み日本の大学で勉強された方がお手伝いに来てますので、その方が居れば、もう大丈夫!どんなことでも相談して下さい。大勢で行けばガイドも気軽に引き受けて下さるかも知れません。

「是非、日本の皆さんが来て下さるようにお待しています。」とのことです。

 

一度訪問して下さい。アメリカ軍上陸記念公園(正式名称は調べますが戦車やジエット戦闘機等が展示してあります。)